2015年 07月 28日
家具のお手入れ・メンテナンスについて |
今回は、ご家庭で簡単に出来るお手入れ方法についてご紹介します。
ワイズデイ取扱いの家具には、主にウレタン塗装とオイル仕上げ、蜜蝋ワックス仕上げなどがあります。
■ ウレタン塗装 無垢材や突板の表面を、ウレタン塗装により塗膜で被い、水気などを弾き耐久性を持たせた塗装です。
取扱いメーカーによりさまざまですが、なるべく「艶消し」塗料で一見オイル仕上との区別が付かないようなウレタン塗装の家具を、当店ではセレクトしています。
* シミや汚れが付きにくく、定期的なメンテナンスが不要ですが、使用するにつれて付いたキズや表面のウレタン樹脂膜が剥がれた個所などの修復が、ご家庭では出来ません。
≪ ウレタン塗装のお手入れ ≫
・特に汚れが付いてなければ乾拭きで大丈夫です。
・テーブルなどお食事汚れなど付着している場合は、硬く絞った布巾で汚れを拭き取り、乾いた布巾で水気を拭き取ります。
・ウレタン塗装のキズは、ご家庭での簡単なお手入れが出来ませんので、取扱いメーカーでの有償メンテナンスをお勧めします。(ご希望の方はお尋ね下さい。)
■ オイル仕上げ 天然植物オイルを布に含ませ、無垢材や突板の木目になじむように染み込ませた仕上げです。
当店の家具の大多数は、オイル仕上です。
塗膜が無いので、さらりとした肌触りで木の温かみを直に感じられます。
* シミや汚れが付くことがありますが、定期的なメンテナンスでオイルの成分が素材に浸透し、艶を保ち、味わいが出て美しい表情を作ります。お手入れをすると、汚れが付きにくく、付いた汚れが落ちやすくなります。
≪ オイル仕上げのお手入れ ≫ ・ウレタン塗装とは違い、乾燥やざらつきが次第に出てきます。
人体に害のない天然成分だけを使用したリボス社(ドイツ)の自然健康オイルワックスを使ったお手入れ方法は、次の通りです。
・テーブルなどお食事汚れなど付着している場合は、スポンジで石鹸を泡立て、木目に沿って全体を磨いていきます。
・乾いた布巾で水気を十分に拭き取ります。
・表面の水気が良く乾いたら、ざらつきがあるかを手で触り確かめます。
・ざらつきが感じられたら、サンドペーパーで木目に沿って全体を研磨します。
・木粉が出るので、硬く絞った布巾で拭き取ります。
・テーブルに限らず、チェアやチェストなど毎日触れている家具には、手垢やキズは付いていくものです。
汚れ落としとサンドペーパーによる研磨の後は、水気が良く乾いたらオイルを塗っていきます。
・オイルを付属の布や不要の布巾に含ませ、ムラにならないように全体に擦り込んでいきます。
・20~30分間の乾燥後、きれいな布巾でしっかり乾拭きをします。
・約半日間、乾燥させると出来上がりです。
・オイル塗装とワックス掛けが同時にできて、美しさと撥水効果を維持するためにも、最低でも1~2年に1度はお手入れをお勧めします。
■ 蜜蝋ワックス仕上げ ミツバチのロウと荏ごま油をブレンドした天然素材の蜜蝋ワックスをスポンジに含ませ、無垢材や突板の木目になじむように塗布した仕上げです。
オイル仕上げ以上に、木の本来の風合いや質感を生かした仕上げです。
* シミや汚れが付きやすいですが、定期的なメンテナンスで木肌の自然な艶を保ち、味わいが出て美しい表情を作ります。お手入れをすると、汚れが付きにくく、付いた汚れが落ちやすくなります。
≪ 蜜蝋ワックス仕上げのお手入れ ≫ ・黒ずんだ部分を、石鹸やサンドペーパーで汚れを落とす方法は、オイル仕上げと同じ要領です。
・同じく黒ずみは、蜜蝋ワックス特有のロウを熱によって溶かす方法があります。
黒ずんだ部分にドライヤーを当て、熱によってロウを溶かし、すばやく汚れを拭き取り、付属のスポンジにワックスを付けて塗布します。
・テーブルなどに水等をこぼしたままにしておきますと、ロウの部分が白っぽくなるので、その部分をサンドペーパーで木目に沿って研磨し、ワックスを塗布します。
それぞれの塗装や仕上げには、メリットやデメリットがありますが、使われる用途やご家族構成などに見合ったものを選ばれて下さい。
お手入れやメンテナンスをすることによって、家具への関心が深まり愛着もわいていきますよ。
取扱いメーカーによって、メンテナンスキットが異なります。
ご不明な点などございましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。
natural furniture Y's DAY
〒861-4115 熊本市南区川尻2-5-1
TEL 096-357-9852
FAX 096-357-9853
URL http://www.ys-day.com
E-mail info@ys-day.com
店休日なし(年末年始除く)
sh
ワイズデイ取扱いの家具には、主にウレタン塗装とオイル仕上げ、蜜蝋ワックス仕上げなどがあります。
■ ウレタン塗装
取扱いメーカーによりさまざまですが、なるべく「艶消し」塗料で一見オイル仕上との区別が付かないようなウレタン塗装の家具を、当店ではセレクトしています。
* シミや汚れが付きにくく、定期的なメンテナンスが不要ですが、使用するにつれて付いたキズや表面のウレタン樹脂膜が剥がれた個所などの修復が、ご家庭では出来ません。
≪ ウレタン塗装のお手入れ ≫
・特に汚れが付いてなければ乾拭きで大丈夫です。
・テーブルなどお食事汚れなど付着している場合は、硬く絞った布巾で汚れを拭き取り、乾いた布巾で水気を拭き取ります。
・ウレタン塗装のキズは、ご家庭での簡単なお手入れが出来ませんので、取扱いメーカーでの有償メンテナンスをお勧めします。(ご希望の方はお尋ね下さい。)
■ オイル仕上げ
当店の家具の大多数は、オイル仕上です。
塗膜が無いので、さらりとした肌触りで木の温かみを直に感じられます。
* シミや汚れが付くことがありますが、定期的なメンテナンスでオイルの成分が素材に浸透し、艶を保ち、味わいが出て美しい表情を作ります。お手入れをすると、汚れが付きにくく、付いた汚れが落ちやすくなります。
≪ オイル仕上げのお手入れ ≫
人体に害のない天然成分だけを使用したリボス社(ドイツ)の自然健康オイルワックスを使ったお手入れ方法は、次の通りです。
・乾いた布巾で水気を十分に拭き取ります。
・ざらつきが感じられたら、サンドペーパーで木目に沿って全体を研磨します。
・木粉が出るので、硬く絞った布巾で拭き取ります。
汚れ落としとサンドペーパーによる研磨の後は、水気が良く乾いたらオイルを塗っていきます。
・オイルを付属の布や不要の布巾に含ませ、ムラにならないように全体に擦り込んでいきます。
・20~30分間の乾燥後、きれいな布巾でしっかり乾拭きをします。
・約半日間、乾燥させると出来上がりです。
・オイル塗装とワックス掛けが同時にできて、美しさと撥水効果を維持するためにも、最低でも1~2年に1度はお手入れをお勧めします。
■ 蜜蝋ワックス仕上げ
オイル仕上げ以上に、木の本来の風合いや質感を生かした仕上げです。
* シミや汚れが付きやすいですが、定期的なメンテナンスで木肌の自然な艶を保ち、味わいが出て美しい表情を作ります。お手入れをすると、汚れが付きにくく、付いた汚れが落ちやすくなります。
≪ 蜜蝋ワックス仕上げのお手入れ ≫
・同じく黒ずみは、蜜蝋ワックス特有のロウを熱によって溶かす方法があります。
黒ずんだ部分にドライヤーを当て、熱によってロウを溶かし、すばやく汚れを拭き取り、付属のスポンジにワックスを付けて塗布します。
・テーブルなどに水等をこぼしたままにしておきますと、ロウの部分が白っぽくなるので、その部分をサンドペーパーで木目に沿って研磨し、ワックスを塗布します。
それぞれの塗装や仕上げには、メリットやデメリットがありますが、使われる用途やご家族構成などに見合ったものを選ばれて下さい。
お手入れやメンテナンスをすることによって、家具への関心が深まり愛着もわいていきますよ。
取扱いメーカーによって、メンテナンスキットが異なります。
ご不明な点などございましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。
natural furniture Y's DAY
〒861-4115 熊本市南区川尻2-5-1
TEL 096-357-9852
FAX 096-357-9853
URL http://www.ys-day.com
E-mail info@ys-day.com
店休日なし(年末年始除く)
sh
by ys-day
| 2015-07-28 18:12
| お手入れのこと